帰る場所を、
自分の足で選び直す。
鹿児島沖の離島。深夜残業中に部長がゾンビ化して襲ってきた。
家族を探し、仲間を集め、島の外へ ——
舞台は人口2万人ほどの離島「桜宵島(さくらよいじま)」。フェリーと小さな空港があり、島にしては発展している。 主要産業は漁業と、島に誘致された企業の事業所。主人公・篠原 澪(28)が勤める「桜宵開発」もそのひとつ。
朝の通勤路、弟からのLINE。夕方、部長のパワハラ。夜10時、母からの電話——「何があっても、あんたの味方だからね」。 そして深夜1時、部長がゾンビ化した。
繁華街で燃料を集め、住宅街の実家へ向かい、空港から漁港へ。 家族を探し、仲間を集め、島の外へ——逃げ切った先で待っていたのは、もっと悪い知らせだった。











